今日、Nコン県予選が終わりました。
結果は銀賞でした。
子供達は、今の時点での最高の歌声を披露したと思います。
2年生4人を含むメンバーながら、本当にいい歌声だったと思います。
しかし、金賞受賞校の方が上手でした。
自由曲を聞き終わった瞬間、「これは参った」と思いました。
審査発表の時、涙が出ませんでした。それは、やるべきことをすべてやったからです。
夢見る時間があったら、行動。
常に「行動」が合言葉でした。
いくつもの講習会への参加
良い楽曲を選んだこと。
外部からピアニストをお願いしたこと
講師の方に何度も来て頂いた事。
そして、前校長先生の献身的な協力。
ぎりぎりまで、課題克服のために、行動しました。
僕自身、体を削っての指導でした。
朝3時に起きては、課題克服のための計画を立て、毎日練習しました。
次々と出てくる新しい課題。そしてその克服。
自分自身の限界までやりきった感があります。
そして、この結果。
今の6年生を上へ連れて行けなかった無念さは残りますが・・・
悔いはありません。
子供達も本当によくがんばりました。
今年でNコンは7回目の挑戦です。
よくこんなハードなことを7年も続けてきたなと思います。
コンクールでは必ず順位が出ます。毎年、その非情さを味わってきました。
コンクールは、もういいかなという思いがあります。
しかし、コンクールの良い面もあります。
それは、確実に歌が上手くなるということです。
今回の自由曲「空のスタートライン」は、本当に難しい楽曲でした。
その中で出てくる課題を次々と克服し、子供達の歌はどんどんよくなりました。
また、歌を通して、子どもたちといろんなことを考えられたということもいい面です。
課題曲「ふるさと」では、被災地のことを考え、東北への思いを、より強くもてました。
自由曲「空のスタートライン」では、自分の夢をあらためて考えることができました。そして、夢へ向かってスタートするには、お日様のような仲間が必要だということもわかりました。
そんな心の成長を促す時間を持つことができるのもいいことです。
ですから、課題曲「ふるさと」では、歌声を東北に届けたい!という思いがありました。
自由曲「空のスタートライン」では、一人一人が考えた夢のスタートを宣言したい!という思いがありました。
そこで、歌を歌う前の1分間発声練習の時、子どもたちと相談の上、ステージで、こんなことをしました。
みんなで手をつなぎ、
「とどけ!東北へ!」・・・ふるさとの最初の部分を歌う
みんなで前に指差し
「夢へ向かって!スタート」・・・空のスタートラインの最初の部分を歌う。
そして、そんな思いを込めて歌いました。
本当にいい歌が歌えたと思います。
これからは、コンクールバージョンではなく、楽しい合唱の世界を展開していきたいと思っています。レベルアップした子どもたちと共に、たくさんの人に笑顔を広げる世界です。
コンクールは、子供達や僕自身の新しい夢へのスタート!をきった瞬間です。
これまでたくさんの方々の応援に感謝します。
ありがとうございました。
そして誰よりも、一緒に毎日がんばった子どもたち、ありがとう。
僕たちの夏休みが始まりました。
本当にいろんなことがあり、いろんな思いを持ちました。
しかし、言えることは数日、確実に熱い日々を送っていました。
「空のスタートライン」こういう曲、児童合唱ならではでいいですね〜。選曲のセンスが光りますね!!! 低学年やはじめてのメンバーが多い中ではちょっと難しそうですね。さらに磨きをかけてコンクール以外でもどんどん披露していただければと思います。
「順位が付いてしまうのは宿命ですが、それが目的でなくコンクールを通じてみんなが成長することがその意義だと思います。」
今、ようやくそうだなあと心から思える心境になりました。
心から感謝します。
個人的に今回は知っている曲が多く聴き応えがありました。
審査はまぁ色々なんで僅差だと思います。金賞校は県コンクールでも見ましたが範唱のように安全運転で手堅くまとめた感じでした。そのほかは元気で楽しそうに歌唱しているところがわりと評価された感がありました。それはそれでよいことだと思います。
すごかったでしょう。それを感じていただけてうれしいです。
生はクセになりそうな感じはありませんでしたか。